逐玉で俳優の顔がAI差し替え?何昶希→朱贊錦に変更された理由を解説

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中国ドラマ『逐玉(ちくぎょく)』で、俳優の顔がAIで差し替えられたのではないかとして話題になっています。

報道によると、田曦薇が演じるヒロインの元婚約者役には何昶希(ホー・チェンシー)が起用されていたものの、実際の配信版では朱贊錦(ジュー・ザンジン)の顔に置き換えられていると指摘されています。

『逐玉』は2026年3月6日18:00に腾讯視頻と愛奇芸で配信開始され、3月8日からは東方衛視で毎晩19:30の放送も予定されています。この記事では、AI差し替えが話題になった理由、背景として報じられている規制リスク、視聴者の反応を整理します。

逐玉で俳優の顔がAI差し替え?何昶希から朱贊錦への変更が話題に

逐玉で何昶希の顔が朱贊錦に差し替え?AI換臉疑惑が出た経緯

2026年3月6日、ジャン・リンホー(張凌赫)とティエン・シーウェイ(田曦薇)主演の中国時代劇ドラマ『逐玉(ちくぎょく)』が、iQiyi(愛奇芸)とテンセントビデオの2大プラットフォームで同時配信スタートしました。
先婚後愛の宿命的な恋愛を描くこの作品は、配信開始後、テンセントビデオなどで高い熱度指数を記録していると報じられています。

ところが『逐玉』では、思わぬところでも注目が集まりました。
ヒロイン・樊長玉の元婚約者「宋砚」を見た視聴者のあいだで、「あれ、事前に発表されていた俳優と顔が違わない?」という声が広がったのです。

撮影時の情報では、宋砚役は何昶希(ホー・チェンシー)が演じていたとされていました。ところが配信が始まると、SNSでは「実際の映像は朱贊錦(ジュー・ザンジン)の顔に見える」という指摘が続出。ファンのあいだで撮影時の情報や投稿内容を照らし合わせる動きが広がり、AIによる“顔差し替え”が行われたのではないかと話題になりました。

AI換臉とは、簡単にいえば、元の俳優が演じた映像の顔部分だけを別の俳優の顔に置き換える技術のこと。うまく処理されれば自然に見えますが、場合によっては違和感が出ることもあります。『逐玉』では、その“微妙な不自然さ”に気づいた視聴者が多かったことで、一気に話題になったようです。

ただし、制作側から正式な説明は出ておらず、差し替えの理由については現時点でも公式発表はなく、「逐玉 AI差し替え」の理由をめぐる議論が続いています。

逐玉で使われたAI換臉とは?中国ドラマの顔差し替え技術を解説

中国のエンタメ業界では、俳優がスキャンダルや規制上の問題に関わった場合でも、すでに撮影が完了しているドラマをお蔵入りにせず公開できるようにする方法として、AI換臉(顔差し替え)技術が使われるケースがあると報じられています。

中国ドラマは、撮影終了から放送までに審査(過審)などの手続きがあり、公開までに1年以上かかることも珍しくありません。その待機期間中に出演俳優をめぐる問題が発生した場合、AI技術で顔を差し替えることで作品自体の公開を維持しようとする対応が取られることがあります。

『逐玉』の場合も、配信(網络ドラマ)と同時に東方衛視(上星=衛星放送のゴールデンタイム)での放映も予定されていたことが、この決断を後押ししたと考えられます。衛星放送での放映には、より厳しい審査基準を通過する必要があるからです。

逐玉のキャスト一覧|AI差し替えで話題の宋砚役とは?

中国ドラマ『逐玉』は、ジャン・リンホー(張凌赫)とティエン・シーウェイ(田曦薇)が主演を務める時代劇ドラマです。

ヒロインの元婚約者である宋砚(そうげん)役をめぐっては、俳優の顔がAIで差し替えられているのではないかとして大きな話題になりました。

主なキャストは次のとおりです。

特に宋砚役については、撮影時には何昶希が出演していたとされる一方、配信版では朱贊錦の顔が使われているのではないかと指摘されています。

逐玉のあらすじ|ジャン・リンホー主演の中国時代劇ドラマ

『逐玉』は、ジャン・リンホーとティエン・シーウェイが主演する時代劇ドラマです。
政略結婚から始まった二人が、すれ違いや権力争いを乗り越えながら、少しずつ惹かれ合っていく“先婚後愛”が大きな見どころ。
恋愛だけでなく、家族の事情や宮廷の駆け引きも絡むので、最後まで目が離せません。

中国俳優のプロフィールや出演作については
ジャン・リンホーのプロフィール記事
でも詳しく紹介しています。

逐玉で何昶希が差し替えられた理由は?BL作品出演との関係

何昶希のBL作品出演歴が影響した可能性

BLドラマとは、男性同士の恋愛を描く作品を指します。中国ではこうした題材がたびたび規制の文脈で語られてきており、近年は関連作品や出演俳優をめぐる扱いが以前より厳しく見られているという報道もあります。

実際に中国のエンタメ業界では、BL作品や同性愛をテーマにしたコンテンツが放送審査で問題視されるケースがあると指摘されています。特に海外配信でBL作品が注目を集めたあと、中国国内のテレビ放送や番組出演について慎重な判断が行われるようになったという見方もあります。

今回の『逐玉』についても、何昶希の過去のBL系作品への出演歴が影響した可能性があるとする報道が出ています。ただし、差し替えの正式な理由について制作側からの公式説明は確認されておらず、BL作品出演が直接の原因だったと断定できる状況ではありません。

そのため現時点では、BL系作品への出演歴が衛星放送などの審査を意識した判断に影響した可能性がある、という報道やネット上の指摘があるという整理にとどめておくのが適切といえるでしょう。

逐玉がAI差し替えを行った背景|衛星放送(上星)審査の影響

今回の騒動の背景として注目されているのが、「上星」=衛星放送で全国放送される作品という点です。
中国では、ネット配信ドラマよりも衛星放送作品のほうが審査が厳しいとされており、『逐玉』も配信だけでなくテレビ放送が予定されていました。

そのため、ネット上では放送審査を意識した調整としてAI差し替えが行われたのではないかという見方も出ています。
ただし、正式な理由は制作側から詳しく説明されておらず、現時点では断定はできません。

それでも、俳優の顔をAIで置き換えるという対応が大きな話題を呼んだことは確かです。
『逐玉』はドラマの内容だけでなく、中国ドラマ業界の規制や制作事情という面でも注目を集める作品となりました。

『逐玉』の騒動は、中国ドラマ業界の審査事情だけでなく、AI技術を作品制作にどう取り入れるべきかという課題も浮き彫りにしました。
そこで最後に、AI換臉がドラマ制作にもたらすメリットとデメリットを簡単に整理しておきます。

逐玉のAI差し替えは不自然?視聴者が違和感を指摘する理由

AI顔交換の違和感|顔と体のバランスが合わない理由

私も関連情報を確認していて感じたのですが、今回の『逐玉』のAI換臉に対してSNS上では「痕跡がひどすぎる」「見ていて集中できない」という声が相次ぎました。

具体的に指摘されているのは次のような点です。

  • 顔の輪廓(りんかく)が体格とまったくバランスが取れていない
  • 表情の変化がぎこちなく、特に目元の動きが生気を感じさせない
  • 皮膚のテクスチャが周囲と浮いており、「CGの仮面をかぶっている」ような見た目
  • 同じシーンでも角度や光の当たり方によって差し替えの粗さが変わり、不安定感がある

体は何昶希本人がそのまま演じており、顔だけが朱贊錦の顔に差し替えられているため、体型や手元などとのアンバランスさが特に際立つようです。台詞のある場面では口元の動きと顔の合成に違和感が出やすく、視聴者がすぐに「おかしい」と気づくきっかけになっています。

逐玉のAI差し替えは炎上した?視聴者の反応と評判を解説

皮肉なことに、『逐玉』はAI換臉問題にもかかわらず、視聴数自体は非常に好調です。配信スタート以来、『逐玉』はテンセントビデオなどで好調な熱度指標を記録していると報じられています。

その一方で、SNSやネット上では「このドラマの唯一の失敗がAI顔交換」「ここさえなければ完璧だった」といった惜しむ声も見られます。ドラマ自体の評価が高いからこそ、AI換臉の違和感がより強く印象に残っているといえそうです。

視聴者のなかには、AI換臉だとわかったうえで見続けている人もおり、作品の話題性をさらに押し上げている面もあります。つまり『逐玉』は、AI差し替えへの違和感とドラマ本編への高評価が同時に語られている作品だといえるでしょう。

朱贊錦への反応は?顔差し替え先として注目された理由

AI換臉の「顔の提供者」となった朱贊錦については、世間の評価がやや分かれています。

朱贊錦については、顔の差し替え先として名前が挙がったことで注目が集まりました。
ただし、この対応が朱贊錦本人の意思によるものかどうかは確認できておらず、制作側の判断とみる声が中心です。ただ、朱贊錦自身がこの差し替えに積極的に関わったという証拠はなく、あくまでも制作側の判断による起用という見方が一般的です。「朱贊錦はただ被写体として顔を提供しただけ」という擁護意見も多く、一方的に批判するのは筋違いという声もあります。

いずれにせよ、このような形での出演は朱贊錦にとっても本望ではなかったはずで、当事者双方にとって釈然としない結果となっていることは間違いありません。

中国ドラマでAI差し替えはなぜ行われる?過去の事例と背景

中国ドラマでAI差し替えが行われる背景には、撮影から公開まで時間が空きやすい制作事情があります。
その間に出演俳優が問題を抱えると、完成済みの作品が公開できなくなるおそれがあるため、顔だけを別の俳優に置き換えて作品を守る対応が取られることがあります。

実際、『青簪行』『蜀錦人家』でも差し替えが話題になりました。
ただし、作品によって仕上がりの自然さには差があり、『逐玉』は違和感が目立ったことで大きな注目を集めました。
AI換臉は中国ドラマ業界で広がりつつある一方、技術面でも倫理面でも課題を残す手法といえそうです。

FAQ

逐玉はどこで見れる?視聴方法は?

『逐玉』は、2026年3月6日から中国で配信が始まり、東方衛視でも放送されている話題作です。日本では、Netflixで『逐玉:翡翠の君』として配信ページが公開されているほか、iQIYI国際版(iQ.com)でも作品ページが確認できます。
そのため、日本から視聴したい場合は、まずNetflixとiQ.comの両方をチェックするのがわかりやすいです。なお、配信話数や字幕対応は変わることがあるため、視聴前に最新情報を確認しておくと安心です。

逐玉は全何話?

中国ドラマ『逐玉』は全40話前後の構成とされています。中国の古装ドラマは36〜40話程度で制作されることが多く、『逐玉』も同程度の話数になると見られています。

逐玉でAI差し替えされた俳優は誰?

中国ドラマ『逐玉』では、何昶希(ホー・チェンシー)から朱贊錦(ジュー・ザンジン)への顔差し替えが指摘されています。

逐玉でAI差し替えが行われた理由は?

報道では、BL作品出演歴や衛星放送(上星)審査との関係が背景にある可能性が指摘されています。ただし制作側から公式な説明は出ていません。

AI換臉とは何?

AI換臉とは、動画の人物の顔をAI技術で別の俳優の顔に入れ替える技術のことです。中国ドラマではスキャンダルや審査対応のために使われるケースがあります。

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まとめ|『逐玉』のAI差し替え騒動が示したこと

今回の騒動では、何昶希(ホー・チェンシー)の今後への影響も気になるところです。
ただ、公式説明はなく、ワークスタジオの関連投稿も削除されているため、現時点で状況を断定することはできません。今後も活動の場が残る可能性はありますが、しばらくは動向を見守る必要がありそうです。

一方で視聴者のあいだでは、AI換臉そのものがドラマの話題になり、「どこが差し替えなのか」を見ながら視聴する人まで現れました。
本来は違和感につながる技術でありながら、結果的に作品の注目度を高めるという皮肉な現象も起きています。

AI換臉には、撮り直しを避けて作品を公開できるというメリットがある一方、仕上がりの不自然さや俳優本人の扱い、倫理面の課題も残ります。
『逐玉』の騒動は、中国ドラマ業界の規制やキャスティング事情だけでなく、AI技術を作品制作にどう使うべきかを考えさせる出来事だったといえそうです。

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